心が追いつめられてしまう前に、きちんと知りたい強迫性障害のこと

磁気刺激療法

磁気刺激療法は、最近注目され始めている精神疾患の治療方法であり、その名の通り、「磁気刺激」によって神経を治療するというものになっています。
2000年代の末にアメリカで発明された技術で、かの国ではすでに一般的な方法として広く普及しています。
精神疾患であることを医師や周りの人に告白することに、日本なら多少は現在も残っているためらいや恥じらいのようなものを感じる文化のないアメリカでは、たくさんの人々が、強迫性障害やうつ病に苦しんでいることを表明し、治療を受けています。
昔からどこか精神的な病には後ろ向きな考え方をすることが多い日本では、2010年代に入ってすぐ磁気刺激療法は紹介されましたが、未だに大普及とは言いがたい状況です。
確かな効果を持つ療法ではありますが、全国でもこの方法を採用している病院はそれほど多くありません。

この療法は、名前の通り、磁気を脳に刺激として与え、その影響によって状況を改善させようというコンセプトで行われています。
磁気発生装置から頭に送り込まれた磁気は、電気刺激となって脳の神経系に作用します。その異常を正常な状態に戻すという効果が、その刺激にはあります。
特に神経伝達物質の異常によって起きる強迫性障害に対しては効果てきめんだと言われていて、精神療法よりも確実性が高く、副作用がないので薬よりも安心できるという利点を持っています。

ところで、磁気刺激療法を採用しているクリニックを探すのは、それほど難しいことではありません。
例えば、インターネット上で見ることが出来る病院紹介のサイトなどからも、見つけることが出来るようになっています。